ネットBTRON風味

これはあくまでも、予定、予告ということで。



会社ではWindowsの走っているマシンと超漢字の走っているマシンを並べておいて、必要に応じて切り分けて使っているのですが、時にWindowsマシンから超漢字内のファイルをアクセスしたくなることがあります。こんなとき、何らかのクライアントソフトで、アクセスできたら便利だよなー、ということで作り始めてみました。
BTRON側にはしょぼいサーバーソフトを書いて走らせ、Win側にはJavaで書いたクライアントソフトを走らせました。
すると、こんな画面が――。



BTRON側

デスクトップの様子。左上がサーバーのウィンドウ。


薄ぎたないメインウィンドウ。




ウィンドウズ側

これをWin側から見たところ。


同じくメインウィンドウのアップ。iモード文字が化けてます。


どこかで見たような文書。



技術的にはそんなに難しい事をしているわけではありません。
ファイルシステムの各レコードをネット越しに取得できるようにサーバーを書き、TADの解釈・表示ができるようにJavaでクライアントを書いています。

公開していないのは、かなり問題の部分があるからです。

・ファイルシステムの抽象化に失敗している。
内部コードはぐちゃぐちゃです。

・書き込みができない。
実験的なシステムであるため、かなり手抜きな作りになっています。また、危険性も考えて、書き込みの実装をはしょりました。でも、実用には必要でしょう。

・労力が足りていない。
TADのビューアーを作るには、「基本文章編集」「基本図形編集」を作るのと同等の労力が必要になります(ちょっと誇張)。時間が足りません。

と言うわけで、もう少し作業をしてから公開したいと思っています。
そんなに先の話ではないと思いますので、そのときはご協力をお願いします。

※誰かに超漢字のクライアントを書いて欲しいなー、と思ってます。